赤い指 (講談社, 2006)
東野圭吾 著


直木賞受賞後第一作。構想6年の後に書きあげられた書き下ろし長編小説、つい
に登場! 身内の起こした殺人事件に直面した家族の、醜く、愚かな嘘に練馬署
の名刑事、加賀恭一郎が立ち向かう。ひとつの事件を中心に描き出されるさまざ
まな親子像。東野圭吾にしか書き得ない、「家族」の物語。
『放課後』でのデビューから数えてちょうど60冊目にあたる記念碑的作品。


犯罪を越えたその先に、本当の闇がある。二日間の悪夢と、孤独な愛情の物語。


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眠い頭で読んでいたらいつのまにか終わってしまった、という感じだった。


印象に残ったのは、対照的な2人の刑事さん。
いくら父親の願いだったからといって、そこまで頑なにならなくても…と思ってしまうが。

事情がある親子関係にならないと、わからない感情なのかな?


犯人をあげればいいだけじゃない、その解決方法も大事なんだ、とかいう場面があり、

どんな展開に??と思ったけれど、解決方法に大どんでん返しがあるわけでもなかったような。