流星ワゴン

重松清 著 2002年

38歳、秋。ある日、僕と同い歳の父親に出逢った。
僕らは、友達になれるだろうか?
死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。

--------------------------------------------------------------------------------------------


ハッピーエンドなのかどうなのか微妙ではあるけども、
わざとらしいハッピーエンドに持っていくより真実味があるなと思った。
いろいろな問題を抱えている家族が、こうやってひとつひとつ、
解決していけたらいいのに。

自分と同い年の親、自分と同い年の子に会うって、
くすぐったくて、どんな顔したらいいのかもわかんなくて、きっと戸惑う。
でも、会ってみたい、と、思った。